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2007年1月20日 (土)

新幹線の刺身!

_098新幹線の刺身」―このセンセーショナルでハイセンスなネーミング!

なんと店名です香港は港島南部・香港仔(Aberdeen)にある文字通り刺身専門店です。香港人のマジョリティを含む廣東人は「海にもぐるものは潜水艦、空を飛ぶものは飛行機でも食べかねない(by 関川夏央氏の著書)」といわれる食に対して旺盛な人たちです。ならば「陸を走るものは新幹線だって食べかねない(by PMイースタン)」のです。ショーウィンドーを覗くと赤い色のマグロ、朱色のサーモンの刺身があり、白い刺身もありました。これが「新幹線の刺身」でしょうか?700系のあの白いボディのところをさばいたのでしょうか?食べたら「のぞみ」のように早く走ることができるかもしれません。香港では日本という国、日本人は「憧れ」であり「おちょくりの対象」でもあります。「日本仔(ヤップンチャイ=日本のガキ)」という揶揄した言い方も存在するくせに、日本文化、ファッション、カルチャー、タレントに憧憬の念を持っている香港人にとっての日本はまさに宝箱のような存在といえそうです。

香港では日本から入ってくる文化は大きくわけて2つあると私は分析します。1つは日本からダイレクトに入ってくる文化。歌手、ファッション等が主な例で、原宿、秋葉原、新宿、池袋発信です。香港では銅鑼湾、湾仔、旺角にその片鱗を見ることができます。もう1つは欧米経由の文化。"GEISYA""SUMO""NINJA"というような感じで銀座、六本木、赤坂発欧米経由中環、尖沙咀行きです。どちらかというとハイブロウな人々が見た日本、という気がします。日本ででもたぶん香港からダイレクトに入ってくる文化があれば、書店の丸善で洋書から入ってくる香港の文化だってあるでしょうね。同じことだと思います。

「新幹線の刺身」はたぶん前者でしょう。この刺身店のロゴは浮世文字で色は新幹線のボディーカラーになっているのが何よりの証しです。

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